歯のコラム column

乳歯のおはなし

2022.02.26

未指定

こんにちは。

トリートメントコーディネーターの片岡です。

今回は、今日ふと思い出した過去の歯の小ネタ

『乳歯のおはなし』です。

皆さんは子どもの頃乳歯が取れたとき、その歯をどうしていましたか?

「下の歯が取れたら屋根の上に投げる」

「下の歯が取れたら縁の下に投げる」

良い歯が生えてきますように・・・と願いを込めて・・・

な~~~んてジンクスがったような・・・??気がしますが・・・

どこから発祥したのでしょうか?

アメリカでは乳歯が抜けると、その夜に枕の下に入れて寝るという習慣があります。そ~っとToothFairy(歯の妖精)がどこからかやってきて、その歯を取っていき、それと引き換えにお金を置いていくのです。

いくら置いていくかは、Quarter(25セント)から$5とToothFairy(歯の妖精)によって相場が違うようです。

ToothFairyも真っ暗なベッドルームで手探りで歯を探して、お金を置いて行くのは大変ですね。

フランスやイギリスでは、妖精が歯を持っていくところは同じですが、交換するものがコインに限らずプレゼントということもあるのだとか。

妖精のお城になるなんて言い伝えもあります。

地域や国によってジンクスがさなざまですね。

私の幼いころ、歯が抜けると「ポイ!!」と外に投げていました(笑)

当時は未練なしでした・・・(;'∀')

 

ところが・・・大人になったある日の事・・・

祖母が「これ、あなたの乳歯よ!」といって見せてくれました。

なんと!!

私が投げたはずの歯をわざわざ取りに行っていたそうです・・・(;^ω^)

それを大切に保管していたらしく・・・「言ってくれれば・・・投げずにいたのに・・・」と思いながら・・・・・・(でもきっと投げると言って聞かずに投げてしまったでしょう・・・(;^_^)

祖母の気持ちがありがたくほっこりしました。

大事にされていたと思い・・・じ~~~ん( ;∀;)

昔からあったのかは分かりませんが・・・?

今は「乳歯ケース」なんてものがありますよね。

乳歯を保存できるケースです。

動物や歯の形のケースがあって、インテリアにも可愛いな~とおもいます。

先日、治療説明で使用しお子様のレントゲン写真をスマホの待ち受けにされているお母さまがいらっしゃいました。

(当院では治療説明の際に、レントゲン写真を印刷したものに治療内容を記載してお渡ししております)

資料の代わり物でお子様の成長を楽しんでいらっしゃるんだな~と思いほっこりしました。

 

私にも高校生になる息子がおります。

実は、そんな私も息子の乳歯とへその緒を一緒に大切に保管しています。

へその緒は小学4年生だったでしょうか?2分の1の成人式(10歳の時)の行事の後帰宅し、お母さんと繋がっていたんだよ~と話しながら、へその緒を見せてあげました。

感想は「へんなの~~~~」でした・・・それもそうです、カラカラに乾燥していて、まるで干し梅・・・(^^;

そんな息子が将来、自分の乳歯を見てどんな感想を述べるのか・・・とっても楽しみです。

私も、祖父のように子どもの思い出を大切にして将来みせてあげたいな~~と思う1日でした。

皆さんは、どうされていますか??

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