歯のコラム column
ウチの子、将来可愛くなれるかな?
2026.01.11
未指定こんにちは。仙台市若林区新寺の予防管理型歯科、ほんま歯科の歯科衛生士のKです。
お子さんの成長は、親御さんにとって何よりも嬉しいものです。
「ウチの子、もっと可愛くならないかな?」そう思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、お子さんの可愛らしさには、お口の発達が大きく関係しているんです。
お口の発達が不十分だと、顔つきや姿勢、さらには性格にまで影響が出ることがあります。
今回は、あまり知られていないけれど、お子さんの未来のために知ってほしい「口腔機能発達不全症(こうくうきのうはったつふぜんしょう)」についてお話しします。
「お口の機能」ってなに?
「お口の機能」と聞くと、何を思い浮かべますか?「食べる」「飲み込む」「話す」これらがお口の3大機能です。
これらの機能は、生まれてから徐々に発達していきます。
例えば、赤ちゃんは母乳やミルクを吸うことで、舌の動きを学びます。
離乳食が始まると、舌と顎を使い、食べ物をすりつぶして飲み込む練習をします。
さらに成長すると、言葉を話すために、舌や唇を細かく動かすようになります。
これらの機能が、正しい手順で、順調に発達することがとても重要です。
もし、この発達がうまくいかないと、様々な問題が起きてしまいます。
それが「口腔機能発達不全症」です。
「ウチの子、可愛くなる?」
「口腔機能発達不全症」と聞くと、難しく聞こえるかもしれません。
しかし、この状態を放っておくと、お子さんの顔つきや全身の健康さらには老化のスピードにまで影響が出てしまいます。つまり今この時期が一生の問題にもなるのです!
1. 顔つきの変化
• 口が開いている、ポカン口
• お口周りの筋肉が未発達だと、口が開きっぱなしになりがちです。
• 口呼吸は、歯並びを悪くするだけでなく、口元の筋肉がだらしなく見えてしまいます。
• 常に口が開いていると、アデノイド顔貌(下あごが後ろに下がり、面長に見える顔つき)になることもあります。
• だらしない顔つき
• 舌や頬の筋肉がうまく使えていないと、顔全体が引き締まらず、だらしない印象に見えてしまうことがあります。
• 口角が下がっていると、不機嫌そうな顔に見えてしまうこともあります。
2. 全身への影響
• 姿勢が悪くなる
• 舌は、正しい位置にあると、身体のバランスをとる役割をしています。
• 舌がうまく使えないと、猫背になったり、首が前に突き出るような姿勢になりがちです。
• 姿勢が悪いと、なんだか自信がなさそうに見え、印象が悪くなってしまいます。
• 食べるのが遅い、好き嫌いが多い
• 食べ物をうまく噛めず、丸呑みしてしまうことがあります。
• 食べ物を噛み切ったり、すりつぶすことが苦手だと、食べることに時間がかかったり、特定の食べ物を嫌いになったりします。
• 食事の時間が楽しくなくなり、栄養の偏りも心配になります。
• 発音がおかしい、滑舌が悪い
• 「さしすせそ」「たちつてと」などの特定の音がうまく出せないことがあります。
• お友達とのコミュニケーションに自信が持てなくなり、引っ込み思案になることもあります。
原因とチェックポイント
このような問題は、生まれつきの体質だけでなく、様々な生活習慣が原因で起こることがほとんどです。
• 赤ちゃん期
• 授乳(母乳・ミルク)の飲ませ方
• おしゃぶりや指しゃぶりの習慣
• 幼児期
• 離乳食の進め方
• 食事の姿勢
• 柔らかい食べ物ばかり食べている
• 口呼吸の習慣
• 指しゃぶりや爪を噛む癖
• 学童期
• うつ伏せ寝
• 頬杖をつく癖
これらの習慣は、お子さんのお口の成長を妨げ、口腔機能発達不全症を引き起こす可能性があります。
「ウチの子、もしかして?」と思ったら、まずは以下の項目をチェックしてみてください。
ほんま歯科医院でできること
「口腔機能発達不全症」は、歯科医院で診断・治療ができます。
ほんま歯科では、お子さんのお口の状態を細かくチェックし、一人ひとりに合ったプログラムを提案しています。
1. 姿勢指導
• 正しい姿勢で食事をすることから始めます。
2. 食べる練習
• 噛む・飲み込む動作をスムーズにするための、食事の指導を行います。
3. お口の体操(筋機能訓練)
• お口周りの筋肉や舌の筋肉を鍛えるトレーニングを行います。
4. 歯並びの相談
• 歯並びの状況を把握し、必要に応じて矯正治療の提案をします。
最後に
「ウチの子、もっと可愛くならないかな?」その気持ちは、お子さんのより良い成長を願う親御さんの愛情です。
お子さんの可愛らしさは、見た目だけでなく、自信に満ちた笑顔や、活発なコミュニケーションからも生まれます。
口腔機能発達不全症を改善することは、お子さんの顔つきを整えるだけでなく、全身の健康と自信を育むことにつながります。
「まだ小さいから大丈夫」と思わずに、まずは一度、ほんま歯科にご相談ください。
当院が、お子さんの「可愛くなる!」を全力でサポートいたします。
【歯科衛生士監修】