歯のコラム column
【予防が未来を変える】なぜ今、予防歯科が大切なのか?
2025.07.25
健康についてこんにちは。仙台市若林区新寺の予防歯科管理型歯科医院のほんま歯科医院です。
みなさん、「歯医者」と聞くと、どんなイメージが浮かびますか?
「歯が痛くなったら行く場所」「虫歯や歯周病を治すところ」
そんな風に考えている方も多いのではないでしょうか。
でも、私たち歯科スタッフが本当に伝えたいのは、「痛くなる前に通う歯医者」の大切さ。つまり予防歯科です。
今日は、なぜ私たちが予防歯科を強くオススメするのか、その理由をお話ししたいと思います。

1. 「治療」より「予防」の方がずっと簡単で経済的
歯の病気の代表格といえば、虫歯と歯周病。この2つは、放っておくと確実に進行し、治療の範囲も大きくなっていきます。初期の虫歯なら簡単な処置で済みますが、神経まで達すると根の治療が必要になり、時間も費用もかかります。
さらに、歯周病が進行すると、最終的には歯を失うことに…。インプラントや入れ歯といった補綴治療は、高額で時間もかかる上、天然の歯に勝るものはありません。
つまり、「悪くなってから治す」より「悪くならないように守る」ほうが、負担が少なく、結果的に経済的なのです。

2. 予防歯科で守れるのは「歯」だけじゃない
最近の研究で、歯周病が全身の健康に影響を与えることが分かってきました。
例えば――
• 糖尿病
• 心筋梗塞・脳梗塞
• 認知症
• 早産・低体重児出産 など
口の中の菌が血流を通じて全身に影響を及ぼすため、お口の健康=体の健康でもあるのです。
つまり、定期的な歯科検診やクリーニングは、将来の病気の予防にもつながる大切な習慣なのです。

3. 「痛くない」「怖くない」歯医者体験を
歯医者が苦手な方の多くが、「痛かった経験」が原因です。
でも予防歯科なら、痛みが出る前に対処するため、ほとんどの処置が無痛です。
また、定期的に通っていただくことで、歯科医院の雰囲気やスタッフに慣れていただき、不安や緊張も軽減されていきます。
「怖い場所」から「安心して通える場所」へ。
予防歯科は、歯医者に対するイメージも変えてくれるのです。
4. 予防歯科で行うことって?
予防歯科では、以下のようなことを行います:
• 定期検診(虫歯・歯周病のチェック)
• 専門的な歯のクリーニング(PMTC)
• フッ素塗布による虫歯予防
• ブラッシング指導
• 食生活や生活習慣のアドバイス
どれも短時間で済む内容ですが、積み重ねることで、長期的に健康なお口を守る力になります。

5. 人生100年時代、「自分の歯」で食べる幸せを
人生が100年に近づく今、「自分の歯で美味しく食べられるか」は、QOL(生活の質)に直結します。
実際に、80歳で20本以上自分の歯を保っている人(8020達成者)は、認知症の発症率や介護の必要性が大きく下がるというデータもあります。
将来、「歯があって良かった」と思える毎日のために、今できること。
それが、予防歯科に通うことなのです。
まとめ:歯医者は「悪くなってから」行くところではありません
痛みや違和感がないからといって、安心はできません。
虫歯も歯周病も、初期段階では自覚症状がほとんどないため、気づいたときには進行していることが多いのです。
私たちは、あなたの「これからの健康」を守るパートナーでありたいと考えています。
どうか、痛くなる前に一度、定期検診にいらしてください。
あなたの歯と健康の未来を、一緒に守っていきましょう。
ご予約・ご相談はいつでもお気軽にどうぞ。
ほんま歯科医院では、初めての方でも安心して通っていただけるよう、丁寧なカウンセリングと分かりやすい説明を心がけています。トリートメントコーディネーターも在籍しておりますので、将来に向け予防プログラムを考えていきましょう。
皆さまのご来院を、スタッフ一同心よりお待ちしております。