歯のコラム column
ホワイトニングの種類~前編~
2024.01.23
ホワイトニングこんにちは。仙台市若林区新寺のほんま歯科の歯科衛生士Wです。コロナウイルスも完全にとは言い切れませんが、落ち着いてきてマスクを外す機会が増えてきました。歯や口元が綺麗に見えると好印象に繋がりますよね。歯や口元が綺麗になれる方法は、矯正やホワイトニング、美容手術など様々ですが、今日は、ホワイトニングについて詳しくお話します。過去にも、ホワイトニングについて記載したブログがあるので、そちらも併せて是非チェックしてしてみて下さい。
https://honma-dental.or.jp/16925169823862
さて、ホワイトニングには、神経が生きてる歯に対して行うホワイトニングと、神経の処置をして神経が無い歯に対して行うホワイトニングがあります。さらに、歯科などの医療機関で行うものと、サロンで行うもの、自宅で行うものなど、ホワイトニングをする方法や場所にも違いがあります。それぞれ説明します。
【①オフィスホワイトニングについて】
歯科医院で行われるホワイトニング方法です。神経が生きている歯に効果があります。薬品が入ったホワイトニングジェルを使用し、特殊な光やレーザーを照射することで効果を高めます。通常は1回の施術で効果が得られますが、個人差があります。
メリット
歯科医院にて、短時間、その日のうちにホワイトニングできるので、直近で予定があってもホワイトニングが可能
デメリット
・白くする期間、時間が短い分後戻りがしやすい
※ホワイトニングはどの処置も後戻りしますが、その中でも特にオフィスホワイトニングは早いと言われています。
・ホワイトニング剤の薬品成分で、歯が染みることがある
【②ホームホワイトニングについて】
自宅で行うホワイトニング方法です。神経が生きてる歯に効果があります。歯科医院で作成したマウスピースに薬品の入ったホワイトニングジェルを入れ、自宅で数週間にわたって使用します。時間や頻度は歯科医師の指示に従います。
メリット
・薬剤がオフィスホワイトニングよりも低濃度のため、しみが起こりにくい
・ゆっくりホワイトニングすることで、オフィスホワイトニングに比べて後戻りしにくい
・自宅で自分の好きなタイミングで行うことができる
デメリット
・時間をかけてホワイトニングする方法のため、直近の予定には間に合わない可能性がある
・自分でホワイトニングするので手間がかかる
・オフィスホワイトニングが1回の来院で済むのに対し、ホームホワイトニングは、マウスピース型取り、マウスピースの受け取りとホワイトニングの扱い方法の説明を行うため、ホワイトニングを始めるまでに最低2回歯科医院へ来院する必要がある
【③ウォーキングブリーチについて】
歯科医院で行うホワイトニング方法です。細菌感染などが理由で、神経の治療をすると、神経自体をとって神経の代わりになるお薬を詰めます。歯の栄養源となる神経がないと、歯の色が変色し、黒っぽく見えることがあります。こういった神経が無い歯で色素沈着のある歯に効果があります。
メリット
・神経が無いので薬剤のしみや痛みを感じないことが多い
・被せ物をするよりも安価で済む
・被せ物をするよりも歯を削らないで済む
デメリット
・神経が残っている歯には行えない
・後戻りすることがある
・薬品の化学反応で内圧が高まり痛みが出ることが稀にある
・薬剤を何回かに分けて詰めて白くしていくので、時間や来院回数がかかる
以上です。長くなりそうなので、ここで前編を終了とさせて頂きます。