歯のコラム column
お子さんの健全な成長発育をお口からサポートする小児歯科医院
2021.05.10
未指定こんにちは
若林区の歯医者「ほんま歯科」院長の本間です。
若林区で開業して13年目になります。
さて、本日は
当院の2番目の柱と位置付けている
お子さんの健全な成長発育をお口からサポートする小児歯科医院
について
書きたいと思います。
皆さんご存じでしょうか?
最近、マスクの影響もあり子供の口呼吸の割合がかなり増加しているといわれています。
あるデーターでは
昨年3月とその後では子供の口呼吸の割合が5割近く増加したと報告されています。
それでは口呼吸が増えると何がいけないの??と思いますよね・・・・
口呼吸自体は実は人間が会話するために身につけた行為の1つです。
皆さんしゃべりながら鼻で呼吸って難しいですよね・・・・・
歌を唄う時も、口で呼吸するタイミングが大事ってよく言われますね。
口で呼吸するのと鼻で呼吸するのとでは全身の健康に大きな差がでます。
まず1つが鼻で呼吸すれば
鼻呼吸には加湿機能、空気清浄機機能、保温機能があり、外の空気が体にとって良い状態で取り込まれます。
しかし、口呼吸では乾いた空気、いろいろな物質が混ざった空気(アレルギー物質、化学物質など)、冷たい空気が直に体に入り、
・扁桃腺炎
・気管支炎
・喘息
・肺炎
・花粉症
・アトピー
その他、自己免疫疾患、全身倦怠感など様々なことに影響するといわれております。
最近そのようなお子さん増えていると思いませんか??
すごく小さいときから花粉症であったりアトピーであったりと・・・・
もちろん歯並び(実は見た目だけの問題ではありません)やあごの成長にも関与します。
口呼吸には百害あって一利なしなのです!!
だからこそ当院では
口呼吸をしているお子さんをみつけたら、何とか改善してサポートしてあげたいのです。
口呼吸が起こる原因は?
すでにお母さんのおなかにいる時から始まっているのです!?
これは何かといいますと・・・・・
妊娠中期から後期のお母さんの椅子の座り方がなんと
おなかの赤ちゃんの口呼吸とも関与しているかもしれないのです・・・・
最近座り心地が快適な、深く腰掛けられるソファーやクッションがありますよね。
実はその時の姿勢がおなかの中の赤ちゃんを圧迫して将来口呼吸を起こさせるかもしれないとも言われているのです。
また、授乳時の姿勢や赤ちゃんを抱いているときの姿勢なども口呼吸の発症に影響します。
授乳時に赤ちゃんを横にしすぎると顎が上がって口が開きやすくなったりします。
さらに
そのあとの離乳食関連もいろいろ影響がありますが、そのことについては
また次回書きます。