歯のコラム column
私が診療するときに気を付けている事
2021.07.14
未指定こんにちは
若林区の歯医者「ほんま歯科」院長の本間です。
前回は子供の時の舌の筋肉について
について書きました。
今回は
私が診療するときに気を付けている事について書きたいと思います。
私たち歯医者さんは主に歯を扱う仕事ですが、歯だけ見ているわけではございません。
たとえば、姿勢であったり、顎の状態であったり、唇の形であったり、顔つき(左右の目や鼻バランス、骨格)であったり、頭から首、肩につながる筋肉であったり、もちろんかみ合わせであったりといろいろなところを見ています。
歯医者さんは昔よりなかなか敷居の高い(怖いという意味で)場所であるために喜んでいかれる方は少ないかもしれません。
当院としては、そこは一番変えたいポイントの1つです。
歯医者に行って健康を増進させよう、きれいになろう、すっきりしよう、気持ちよくなろう、そんな場所になることを目指しております。
当院の目指すものに地域の健康増進センターになることがあります。
歯医者さんと健康増進ってどう関係あるのかって!?
→ものすごく関係あります!
お口の健康が全身にかかわることは1回目のブログに書いたとおりです。
※第1回目の投稿はこちらをクリックして確認してみてください。
だからこそ、地域の方々にいつまでも健康でいてほしいから
気軽に通える歯医者さんになって、多くの方々の健康に寄与していきたいのです。
そのためには歯医者さんが行きづらいところであってはいけません。
まずリラックスしていただくために院内の色にこだわりました。
当院のカラーはオレンジですが、オレンジには人を元気にさせる効果があるといわれています。また、ポップ調の色彩(ピンク、黄色、黄緑)にはリラックス効果ありますので、院内はできるだけそのような色でまとめました。
院内の音楽もリラックス効果のあるものを使っておりますので、施術中に時々気持ちよくなられて寝てしまう方もいらっしゃいます(衛生士さんのお口の中のクリーニング中に)。
また、私は、治療中、患者様の眉毛、目の変化、顔の筋肉の動き、唇や口元の動き、手の動き、体の些細な動きに注意を払うことで、できるだけストレスなく治療を受けていただけるように心がけております。よく、「何かあったり、痛かったりしたら手を挙げてください」といわれたことがあるかと思いますが、ちょっと我慢すれば大丈夫かなって思って手を挙げるタイミングを逃してしまった経験ございませんか?
多くの方が少し我慢してから手を挙げているのではないでしょうか?
でも前述した、いろいろな動きに目を光らせることで患者さんが手を挙げるよりも早く気づいてあげられるのです。そうすることでできるだけいやな思いをさせないように気を付けております。
麻酔においても、時々どうやって麻酔したのですかって聞かれることもあります。歯にしっかり麻酔かけるためには、実は歯の近くの歯ぐきに、実はここは痛いところ(痛点がたくさんあるところ)に麻酔するのが効果的なのですが、それだと痛くしないように麻酔するのに、針を刺す最初に痛い思いをさせることになります。だから、まずは痛点の少ないところに麻酔をしてから、そのあとに麻酔効果の高いところに麻酔をしてあげると痛くなく麻酔ができます。
当院に通っていただける患者様には歯医者好きになってほしいなって日ごろから思っております!
今回は当院が気を付けているポイントをいくつか書きましたが、また機会がありましたら当院が気を付けているポイントを書きたいと思います。