歯のコラム column
歯並びの理由
2021.10.10
未指定こんにちは。
今回のブログを担当します衛生士のN&Kで~す^^
6月に子供の時の舌の筋肉について書きましたが、皆さん読んでいただけましたでしょうか?
もし、まだ読まれていないようでしたら一読してみてください。
歯科関係者の間でも、最近はこのような子供達が増えていると言われています。
①お口ポカン、口呼吸
②唇、前歯が使えない
③唇をすぼめることが出来ない
④お口をうまく使えない
うまく動かすことが出来ない
本来、獲得されるべきレベルにまで口腔機能が発達していない事がわかります。
口腔機能が発達しないと、大きくなってから病気になる可能性も高くなってしまいます。
~今日は”歯並びの理由”についてお話します~
そもそも、自分の歯はなぜその位置に生えてきたのか考えたことがありますか?
今の歯並びはたまたまなったわけではなく、原因があって今の歯並びをしているんです。
きれいな歯並びの人は、たまたまきれいな歯並びになったわけではないのです。
では、歯並びはどのようにしてきまるのでしょう? それは、歯の周りの筋肉の使い方によって決まります。 どういうことかというと、歯は硬いものなので、歯が勝手に動く事は ありません。 では、どうやって歯が動くかというと、歯の周りにある筋肉が歯に作用する事で歯が動いていきます。
歯は・・・ お口の外側からの力=「唇の力とほっぺの力」 内側からの力=「べろの力」が押し合って ちょうどいい場所に並んでいます。 だから、この力のバランスはとても大事です!!
例えば、最近のお子さんに多い口呼吸をしていると、唇の力が弱く歯にかかる唇の力も弱いので出っ歯になります。
お口が開いた状態(お口ポカン)が続くと、くちびる、ベロ、ほっぺの筋肉が弱くなったり力のバランスがくずれやすくなります。
きれいな歯の位置=歯並びにとってはあまりいい事とは言えません。
お口のなかのバランスが大事です!
先ずはいつもお口は閉じるようにしましょう。
ベロの位置やトレーニング内容はまた別の日にお話しします。