歯のコラム column
最後に来たのはいつ??
2021.11.05
未指定こんにちは!!
今回はTCの片岡が担当します。
季節がより秋めいてきましたね。
11月に入り今年もあと2ヵ月となり・・・
あっという間に季節が変わりますね・・・
歯が痛い!詰め物が取れた!!歯が欠けた!!
など緊急性がないとあまり行きたくない歯医者さん・・・
日本では治療が終わったら歯医者さんへは行かずに、
虫歯などのトラブルが起きた時にという方が多いようです。 1度、むし歯や歯周病になってしまった歯は治療が終わっても再発しやすくなります。
それを防ぐためにも定期的に通うのがとても重要です。
健康的な歯を保つためにも、当院では3ヵ月に1度の定期検診をおススメしています。
定期検診では虫歯や歯周病の原因を調べ、対策を打って原因を減らして、歯や治療したところを守り、長持ちさせていきます。悪くなってからではなく、ふだんから定期的に歯科医院に受診し虫歯や歯周病の徴候をチェックし、早期に対策を打って、長期的に患者さんのお口の健康を守っていくことが可能になります。
定期検診を中断してしまう事で今まで虫歯がなかったのに虫歯が出来たり、歯周病が再発し歯がグラグラしたりと症状が出てから治療を受けても歯を救うには手遅れになってしまっている場合も多々あります。
定期検診が中断してる方、治療が終わって歯科医院に行けていないという方は是非定期検診でお口の健康な状態をキープしていきましょう!!
痛くなったら通う歯科医院から、お口の健康管理のための歯科医院
「歯医者さんに通うべき5つの理由」
定期検診に行くのはとても大切。でもそれは何故でしょうか?
理由①歯周病の治療が糖尿病の改善に役立つから
歯周病とはお口の中で起こる炎症です。歯周組織を舞台として
免疫細胞と細菌が闘う事で起こります。その時生じた炎症物質が
歯ぐきの血管から体内に広がり
インスリンの働きを邪魔してしまうのです。
☆インスリン=血糖を下げるためのホルモン
理由②歯周病が認知症の進行に関与しているから
歯周病菌の中には、Pg菌(=ポルフィロモナス・ジンジバリス)という病原性の高い菌がいます。 この菌は歯周病を悪化させるために他の菌に働きかけるだけでなく、強力なタンパク質分解酵素を持っています。歯周病が進行した歯ぐきは傷が出来ているので、菌が体内へ侵入し脳にまで到達する事もあります。Pg菌はその酵素で神経細胞を変性させ、アルツハイマー型認知症を進行させている可能性があるのです。
理由③清潔なお口は感染症予防の基本だから
感染症の1つであるのが、誤嚥性肺炎です。唾液や飲食物に含まれる細菌が誤って肺に入り込み そこで繁殖し肺炎を起こすのです。
また、ウイルスはお口から入ってくる場合、舌や喉などの粘膜に付着し、そこから細胞内へ入り込みます。お口の中の細菌が、ウイルスの侵入を手助けしているとも考えられているようです。
歯石やプラークの溜まったお口は、細菌がたくさんいる証拠です。誤嚥性肺炎を含め感染症予防の基本は清潔なお口を維持する事です。
理由④歯を失うほど寝たきりになりやすいから
「歯が10本未満の人は寝たきりになるリスクが15倍になる」というデータも出ているようです。 歯を残すために欠かせないのは、日頃からの丁寧なセルフケアと歯医者さんに通う事ですね。
理由⑤むし歯や歯周病の予防の仕方を教えてもらえるから
人によってあごの大きさ、歯の並びや重なり具体、手先の器用さ、磨く時の癖、力の入れ具体など、全てが違います。利き手によっても歯ブラシが届きにくい所があったり、力が入り過ぎて知らずのうちに歯ぐきを傷付けてしまっている事も・・・その人に合った磨き方、清掃用具は違うので歯医者さんでプロの視点から、教えてもらいましょう。
そして定期的に、そのフォームが崩れていないか見守ってもらうのも大切です。
是非!定期的なメンテナンスをおススメします。