歯のコラム column
歯周病予防と健康寿命|予防管理型歯科で行うメインテナンスの重要性
2026.09.08
歯周病こんにちは。仙台市若林区新寺の予防管理型歯科医院 ほんま歯科です。
前回は、歯周病が糖尿病や心筋梗塞・脳梗塞など全身の病気と関係していることについてお話ししました。
今回は、その続きとして、「歯周病を予防することが、なぜ健康寿命を延ばすことにつながるのか」
「定期的な歯科メインテナンスにはどのような意味があるのか」について分かりやすくお伝えします。
健康寿命とは?
近年よく耳にする「健康寿命」という言葉をご存知でしょうか。健康寿命とは、単に長生きするだけではなく、
「自分の力で生活し、健康的に過ごせる期間」のことをいいます。
日本は世界でも長寿の国ですが、大切なのは寿命を延ばすことだけではありません。
いつまでも、
・自分の歯で食事を楽しむ
・家族や友人と会話を楽しむ
・元気に生活する
ためには、お口の健康を維持することがとても重要です。
お口の健康と全身の健康はつながっています
「歯が悪くなったら治療すればいい」以前は、このような考え方が一般的でした。
しかし現在では、歯を失ってから治療するのではなく、歯を失わないために管理する「予防管理」の考え方が重要になっています。
歯周病によって歯を失うと、
・硬いものが食べにくくなる
・食事内容が偏る
・栄養不足になる
・筋力が低下する
といった悪循環につながることがあります。
特に高齢期では、噛む力の低下がフレイル(心身の虚弱)にも関係すると言われています。
つまり、お口を健康に保つことは、将来の体の健康を守ることにもつながるのです。
歯周病は治療後の管理が大切です
歯周病は一度治療したら終わり、という病気ではありません。
歯周病菌はお口の中に存在し続けるため、治療後も良い状態を維持する管理が必要です。
毎日しっかり歯磨きをしていても、
・歯と歯ぐきの境目
・歯と歯の間
・奥歯の届きにくい部分
には磨き残しができやすくなります。
時間が経つと細菌のかたまりであるバイオフィルムが作られ、通常の歯磨きだけでは落としにくくなります。
そのため、定期的な歯科医院での専門的なクリーニングが大切です。
予防管理型歯科医院で行うメインテナンスとは?
仙台市若林区新寺の予防管理型歯科医院 ほんま歯科では、悪くなってから治療するのではなく、健康な状態を維持することを大切にしています。
定期メインテナンスでは、
・歯周ポケット検査
・歯ぐきの炎症チェック
・磨き残しの確認
・歯石やバイオフィルム除去
・患者さまに合わせたセルフケア指導
などを行います。
患者さま一人ひとり、お口の状態や生活習慣は違います。
そのため、その方に合わせた予防方法を一緒に考えていくことが大切です。
痛くなる前に通う歯科医院へ
歯科医院は「痛くなったら行く場所」というイメージがあるかもしれません。
しかし、虫歯や歯周病は症状が出た頃には進行していることがあります。
大切なのは、「治すための通院」から「健康を守るための通院」へ考え方を変えることです。
定期的な管理によって、小さな変化に早く気づき、大きな治療を防ぐことにつながります。
よくある質問(Q&A)
Q. 症状がなくても歯科検診は必要ですか?
A. はい、必要です。歯周病は痛みなく進行することが多いため、症状がない時から確認することが大切です。
Q. 毎日歯磨きしていればメインテナンスは不要ですか?
A. 毎日の歯磨きはとても大切ですが、歯ブラシだけでは落とせない汚れがあります。セルフケアと専門的なケアを組み合わせることが理想です。
Q. 歯周病予防は何歳から始めればいいですか?
A. 年齢に関係なく早めの予防が大切です。若いうちから管理することで、将来自分の歯を残せる可能性が高くなります。
まとめ
歯周病予防は、歯を守るだけではありません。
しっかり噛めること、食事を楽しめること、健康的な生活を続けることにつながります。
人生100年時代と言われる今、健康寿命を延ばすためには、お口の健康管理が欠かせません。
仙台市若林区新寺の予防管理型歯科医院 ほんま歯科では、患者さまのお口の状態に合わせた予防管理を行い、将来の健康をサポートしていきます。
症状が出る前から、ぜひ定期的なお口のチェックを始めましょう。
【歯科医師・歯科衛生士監修】