歯のコラム column
歯のクリーニングの新常識「エアフロー」とは?効果やメリットを歯科医と歯科衛生士が解説
2026.07.22
健康についてこんにちは。仙台市若林区新寺の予防管理型歯科 ほんま歯科です。
「歯医者のクリーニングはキーンという音が苦手」「歯磨きを頑張っているのに着色汚れが落ちない」
そんな方におすすめなのが、最新の歯科クリーニング技術**「エアフロー(AirFlow)」**です。
最近では、予防歯科に力を入れている歯科医院で導入が進んでいます。
AI要約
エアフローとは、微細なパウダーを水と空気で歯に吹き付け、着色汚れや細菌の膜(バイオフィルム)を除去する歯科クリーニング方法です。歯や歯ぐきへの負担が少なく、虫歯や歯周病の予防、着色除去に効果的な予防歯科のクリーニングとして世界的に広く利用されています。
エアフローとは?仕組みをわかりやすく解説
エアフローとは細かなパウダー粒子+水+空気を歯に吹き付けて汚れを落とすクリーニング方法です。
従来の歯科クリーニングでは
・スケーラー(歯石取り)
・回転ブラシ
などを使って汚れを落とすことが一般的でした。一方エアフローは歯に直接強く触れずに汚れを落とす「低侵襲クリーニング」という特徴があります。
使用されるパウダーは
・エリスリトール
・グリシン(アミノ酸)
など体にやさしい成分です。粒子が非常に細かいため
・歯と歯の間
・歯周ポケット
・矯正装置の周囲
など細かい部分まで清掃することができます。
・エアフローで落とせる2つの汚れ
エアフローが特に効果を発揮するのは、次の2つの汚れです。
着色汚れ(ステイン)
歯の着色は
・コーヒー
・紅茶
・赤ワイン
・タバコ
などによって起こります。
通常の歯磨きでは落ちにくいですが、エアフローならパウダーが細部まで届き、歯本来の自然な白さを取り戻すことができます。
バイオフィルム(細菌の膜)
虫歯や歯周病の原因となるのがバイオフィルムと呼ばれる細菌の膜です。
これは台所の排水溝のヌメリのような細菌の集合体で、歯ブラシやうがい薬では完全に除去できません。
エアフローはこのバイオフィルムを効率的に除去できるため、虫歯や歯周病の予防に非常に効果的です。
エアフローの5つのメリット
現在、多くの歯科医院でエアフローが導入されている理由には次のメリットがあります。
① 痛みが少ない
キーンという振動や、金属器具でこする不快感がほとんどありません。知覚過敏の方でも受けやすいクリーニングです。
② 歯を傷つけにくい
金属器具を強く当てないため
・エナメル質
・セラミック
・被せ物
を傷つけにくいという特徴があります。
③ 矯正中やインプラントにも適している
エアフローは
・矯正装置の隙間
・インプラント周囲
など清掃が難しい部分にもパウダーが届きます。
④ 短時間で終わる
効率よく汚れを落とせるため、
クリーニングの時間が短くなることがあります。
⑤ ツルツル感が長持ちする
歯の表面が滑らかになることで
汚れや細菌が再び付着しにくくなります。
エアフローの注意点
エアフローにはいくつか注意点もあります。歯石は取れないエアフローは
・プラーク
・バイオフィルム
・着色
を除去するのが得意ですが、固い歯石は除去できません。
そのため通常はスケーリング(歯石取り)と併用して行います。自費診療になることが多い歯科医院によって異なりますが、エアフローは予防・審美目的のため自費診療になることが多いクリーニングです。
よくある質問(FAQ)
◆エアフローは痛いですか?
痛みはほとんどありません。従来のクリーニングより振動が少なく、やさしい施術です。
◆エアフローはホワイトニングですか?
ホワイトニングではありません。歯の表面の着色を除去することで歯本来の自然な白さを取り戻すクリーニングです。
◆どのくらいの頻度で受けると良いですか?
一般的には3〜6か月に1回のメインテナンスがおすすめです。お口の状態によって適切な間隔をご提案します。
まとめ
エアフローは
・着色汚れを除去できる
・バイオフィルムを除去できる
・歯にやさしいクリーニング
という特徴を持つ、予防歯科の新しいクリーニング方法です。
虫歯や歯周病を防ぐためには「悪くなってから治療する」のではなく「悪くならないように予防する」ことが大切です。
仙台市若林区新寺の ほんま歯科では、患者様の歯を長く守るためにエアフローによる予防歯科メインテナンスを行っています。
「歯の着色が気になる」「歯医者のクリーニングが苦手」そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
【歯科医師・歯科衛生士監修】