歯のコラム column

意外と知らない「顎の筋肉」のコリ~小顔と健康を手に入れるマッサージ習慣

2026.07.13

健康について

こんにちは。
仙台市若林区新寺の予防管理型歯科 ほんま歯科です。

「最近、顔が大きくなった気がする」「朝起きると顎がだるい」「慢性的な肩こりや頭痛がある」

このようなお悩みは、実は顎の筋肉(咀嚼筋)のコリが関係している可能性があります。
無意識の食いしばりや歯ぎしり、日常の姿勢やストレスによって、顎の筋肉は知らないうちに緊張し続けています。

この記事では、顎の筋肉のコリの原因と体への影響、そして自宅でできる具体的なケア方法をわかりやすく解説します。


★AI要約
顎の筋肉のコリは、食いしばりや歯ぎしり、ストレスなどが原因で起こり、顔のエラ張りや肩こり、頭痛の原因になります。特に咬筋や側頭筋の緊張は歯の破折や顎関節症にも関係します。マッサージや歯を離す習慣(TCH改善)を取り入れることで、歯の負担を減らし健康と見た目の改善につながります。

意外と知らない「顎の筋肉」のコリ~小顔と健康を手に入れるマッサージ習慣

顎の筋肉がこる理由

顎を動かす筋肉は「咀嚼筋」と呼ばれ、その中でも特に重要なのが次の2つです。

咬筋(こうきん)

奥歯を噛み締めたときに硬くなる筋肉です。
ここが緊張・肥大すると、エラが張り顔が大きく見える原因になります。

側頭筋(そくとうきん)

こめかみ周辺にある筋肉で、顎を引き上げる働きをします。
緊張すると、頭痛や目の疲れにつながることがあります。


コリの主な原因

顎の筋肉がこる背景には、日常の習慣があります。

・食いしばり・歯ぎしり(無意識に強い力がかかる)
・スマホやPC作業による姿勢の悪化
・TCH(歯列接触癖:歯を軽く当て続ける癖)
・ストレスによる筋肉の緊張

特にTCHは自覚がないまま長時間続くため、慢性的な負担になります。


顎のコリが引き起こすトラブル

顎の筋肉の緊張は、見た目だけでなく歯や全身にも影響します。

◆歯へのダメージ

過度な力がかかることで
・歯の摩耗
・ヒビ(マイクロクラック)
・詰め物の脱離
が起こりやすくなります。

◆顎関節症

・口が開きにくい
・音が鳴る
・痛みがある
といった症状につながります。

◆美容面への影響

・エラ張り
・顔のたるみ
・血流低下によるくすみ

◆全身の不調

顎の筋肉は首や肩と連動しているため
・肩こり
・頭痛
・姿勢の乱れ
にも影響します。

自宅でできる顎のマッサージ

ポイントは「強く押さない」「呼吸を止めない」です。

① 咬筋マッサージ

・頬の膨らむ部分に指を当てる
・口の力を抜く

・指で軽く押して痛むところを圧迫する
・押すように優しく30秒ほど圧迫する

② 側頭筋マッサージ

・こめかみに指もしくは手のひらを当てる
・頭皮を動かすイメージで回す
・耳の上から後ろまでゆっくり動かす

③ 口のストレッチ

「あ・い・う」とゆっくり動かし、筋肉を伸ばします。
痛みがある場合は無理をしないことが大切です。


最も大切なのは「歯を離す習慣」

本来、上下の歯は接触していないのが正常です。
接触時間は1日約20分程度と言われています。

日常の中で「歯が触れていないか?」を確認し、触れていたら離す。

この習慣だけで、顎の負担は大きく変わります。


歯科医院でできる対策

セルフケアで改善が難しい場合は、専門的な対応も有効です。

・マウスピース(ナイトガード)
・噛み合わせの調整
・筋肉の状態チェック

歯を守るためには、力のコントロールが重要になります。


まとめ

顎の筋肉のコリは、単なる疲れではなく歯・見た目・全身に影響するサインです。

大切なのは
・力を抜くこと
・気づくこと
・習慣を整えること

毎日の小さなケアが、10年後の歯と健康を守ります。

「顎がだるい」「口が開けにくい」などの症状がある方は、
無理をせず一度ご相談ください。


【歯科医師・歯科衛生士監修】

意外と知らない「顎の筋肉」のコリ~小顔と健康を手に入れるマッサージ習慣

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