歯のコラム column

MFTの流れについて

2025.03.25

口腔外科

こんにちは。 仙台市若林区新寺の予防管理型歯科医院ほんま歯科の歯科衛生士のWです。

今回はMFT(筋機能療法)について当院での治療の流れをお話したいと思います。 そもそもなぜ筋機能療法を行う必要があるのかというと、近年、口腔機能が正常に発達できていない子供が増えている背景があります。

口腔機能とは「食べる」「飲む」「話す」「呼吸をする」など生きるうえで大切な機能を担っています。 その大切な口腔機能は成長とともに自然と発達していくこともありますが、悪い癖や生活習慣などにより十分に発達してい
なかったり、正常な機能が獲得できていないこともあります。代表的な症状としては、 咀嚼や嚥下がうまくできい、構音の異常、お口ポカン(口唇閉鎖不全)などがあります。正常な口腔 機能の改善、獲得が必要な場合は専門的関与が必要になってきます。

◇当院のMFTの治療の流れ


①診査・診断
歯科医師と歯科衛生士が事前に記入していただいた問診表をもとにチェアサイドからの観察と実際に口腔内をみて口腔機能発達不全症の診査と診断をします。 また、当院では口腔機能の検査として、唇を閉じる力がどのくらいあるのか測定することができる「口唇閉鎖力測定器りっぷるくん」と舌の力を測定する舌「圧測定器」を導入しています。

MFTの流れについて

②MFTカウンセリング
①の診査・診断を元に結果をお伝えし、なぜMFTが必要なのかを説明します。

 

③指導管理
口腔機能発達不全の診断が出されMFTを開始する場合、当院では担当衛生士がまず1年かけて(できれば毎月通院していただきます)指導管理をしていきます。 指導管理の内容としては抱えている問題の口腔機能の改善、獲得するのに必要な練習やトレーニ ングを行います。 定期的に歯並びや顎の成長の変化をみていくために写真を撮り、測定器を使って筋力もついてきているかも数値的にも確認します。 ↓↑③、④は繰り返す

 


④再診断
歯科医師に半年経過した時に一度再診断してもらい、新たな問題は出ていないか、必要なトレーニ ングがあれば追加で指導していきます。 始めてから1年経ったらMFTを継続するのか、経過観察をしていくのか、他の治療(矯正治療など)が 必要なのか診断してもらいます。
口腔機能発達不全が早期発見できれば小さい頃から正常な口腔機能が備えられ、正常な顎の成長にも繋がり、健康な歯並びになる可能性が高くなります。 お子さんの日常生活でのささいな気になることが実は口腔機能発達不全症であることもよくあります。気になったことがあればぜひ教えてください。解決のサポートができたら幸いです!

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