歯のコラム column

おかかりつけ歯科のお話し

2022.06.04

未指定

こんにちは。

今回のブログを担当します受付Sです。

『かかりつけ歯科』についてお話しします。

 

みなさんはかかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所という 言葉をご存知でしょうか?

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所とは・・・                           

2016年保険改定で保険の枠組みを一部拡大し虫歯や歯周病の重症化予防を広く定着させる事を目的として 改定されました。

従来の削って詰める治療優先の歯科のあり方を改め、虫歯を作らない、歯を失わないための継続的な検査、 メンテナンスが行える歯科医院をこのかかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所として厚生労働省が認可しています。

かかりつけ歯科医機能強化型診療所の認定基準には大きく分けると3つ

専門性
衛生面・安全面
他機関との連携
専門性として複数の医療従事者の在籍が必要です。

 

当医院では歯科医師を含め口腔外科の先生、歯科衛生士が多数在籍しております。

衛生面安全性として十分な感染予防対策、衛生管理、安全に治療が受けられる事が求められます。

当医院では水循環システム「ポセイドン」をはじめ、口腔外バキューム、クラスN滅菌器、ハンドピース用滅菌器などを所有し 衛生管理を徹底しています。

またAED、パルスオキシメーター、血圧計などを使用、設備していますので安全に治療が行えます。

他機関との連携として偶発的な事故や緊急時に対応してもらえる他の医療機関との連携が必要です。

当医院では東北大学病院や医療センターなど必要に応じて医療機関との連携を図っています。

また在宅医療を担う機関とも連携しております。

このように当医院はさまざま認定基準をクリアし、かかりつけ歯科医機能強化型診療所として認可を受けております。

さてかかりつけ歯科医機能強化型診療所のメリットはなんでしょう?

メリットとして・・・保険適用で毎月歯周病や虫歯予防のメンテナンスが受けられることです。

状態が重くなってからではなくいい状態をキープするために検査や歯石除去、歯面清掃などが毎月ごとに可能です。またフッ素塗布に関しても同様です。

初期虫歯は適切なブラッシングと定期的なフッ素塗布を行えば削らずにすむ可能性が高まります。

保険でフッ素塗布を行う場合、次のフッ素塗布まで3ヶ月以上期間を空ける必要がありますが当医院であれば予防のために毎月のフッ素塗布が可能です。近年は「予防」を重視して治療を行いたいと考える患者様が増えてきた様に思います。

しかし歯科医院の数は多く、どこに行けばいいのか迷っている方もいると思います。その際は1つの指針として「かかりつけ歯科医機能強化型診療所」に注目していただけたらと思います。

当医院に関してのご不明な点はいつでもご相談下さい。

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