歯のコラム column

フッ素入り歯磨き粉はいつから使うのがいい?

2023.02.26

未指定

こんにちは歯科衛生士のNです!

今回はフッ素入り歯磨き粉の使用開始時期とフッ素濃度についてお話しします!

いつ頃から使い始めたほうがいいの?

フッ素入り歯磨き粉は最初の乳歯が生えてきた時点で使用することをおすすめします!生後6ヶ月くらいから最初の歯が萌出してきます。生えたばかりの歯は柔らかく虫歯になりやすいためこの時期からフッ素入り歯磨き粉を使うことで虫歯になりにくい歯にすることができます!

子供の年齢に合わせてフッ素濃度を選ぼう!

フッ素入りの歯磨き粉を選ぶポイントはフッ素濃度です。日本では90%以上の歯磨き粉にフッ素が含まれていますがフッ素濃度が記載されていない商品も多くあります。

虫歯を予防し強い歯にするには年齢に合わせたフッ素濃度が配合された商品をおすすめします!

歯磨き粉の使用量は?

フッ素が入っているからたくさん使えばその分虫歯予防の効果も高いのではないかと思われがちですが実は歯磨き粉にも適切な量があります!

子供用と大人用のフッ素入り歯磨き粉の違いは?

フッ素濃度や種類が同じであればフッ素としての効果はどちらも同じです!

 違いはフッ素以外の成分で例えば大人用だとミント系らメンソール系のスッキリするタイプのものが多く、子供用はイチゴやバナナなどの甘い味のするものが多いです。大人のミント系が苦手であれば子供用を使って構いません。ただし、お子様に大人用の歯磨き粉を使う場合はフッ素濃度が年齢に合っているかどうか確認してください!

フッ素配合の歯磨き粉 効果的な使い方

子供用のフッ素配合歯磨き粉を使うときには、一回に決められた分量を使うようにします。

6ヶ月~2歳の子供に使う場合は、切った爪ぐらいの少量を使います。3~5歳児なら歯ブラシに5mm以下、6~14歳では1cmほどを出して使います。

歯磨きのあとのうがいは1回だけにし、お口の中にフッ素の効果が残るようにしましょう。子供の場合は、夜寝る前に行うのがおすすめです。

歯磨き粉は飲み込んでもいい?

一回に使う少量の歯磨き粉を飲んでしまっても基本的には問題ありません。

うがいがまだできないお子様にはうがい不要の泡立ちの少ないジェルタイプの歯磨き粉を使うのも一つの手段です。

☆当院おすすめの歯磨き粉

◆うがいができないお子様には!

【チェックアップバナナ】

フッ素500ppm配合で泡立ちが少ないためうがいができない3歳以下のお子様におすすめです!

◆3歳~5歳くらいのお子さまには!

【チェックアップジェルグレープ】

【GC子ども用歯磨き(ストロベリー、オレンジ、アップル)】

フッ素900ppm配合でうがいができるようになってからのお子様におすすめです!

◆6歳〜14歳、15歳以上の成人の方には!

【チェックアップジェルミント】

【チェックアップスタンダード】

どちらも高濃度フッ素1450ppm配合のため虫歯予防効果が高いです!

 

当院ではそれぞれの年齢に合った歯磨き粉を取り揃えております!何を使えばいいかわからない方はぜひスタッフにお声掛けください!

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