歯のコラム column
噛めば噛むほど良いこといっぱい!!
2022.01.22
未指定こんにちは。トリートメントコーディネーターの片岡です。
今回は、噛むことについてのお話しです。
■噛むことの効果■
1 胃腸の働きを促進する
消化酵素の分泌増加。細かく嚙み砕けば胃腸の負担を少なくする
2 虫歯、歯周病、口臭を予防する
だ液の分泌増加。抗菌作用によりお口の中の洗浄効果が高まります。
3 肥満を防止する
ゆったりたくさん噛むと満腹中枢が刺激され食べ過ぎを防止します。
4 脳の働きを活発にする
脳への血流が増加して脳が元気になります。脳の老化を防ぎます。
5 全身の体力向上
全身の神経を刺激して活力がみなぎり体力、運動能力が向上します。
6 味覚を発達させる
噛むほどにじっくり味わえて薄味でもしっかり美味しさを感じられる。
7 がんを予防する
唾液に含まれる酵素には食品の発がん性物質を抑制する効果があると言われています。
いつまでも自分の歯で噛もう
長寿大国日本では平均年齢は世界トップクラスですが、歯の寿命となればまだまだなのです。
自分の歯が20本残っていれば、まずよく噛めると言われています。
80歳で20本の歯を残すことを目標としましょう。
一生自分の歯で食事することが健康な身体つくりにつながるのです。
歯がなくなっても諦めないで
すでに、自分の歯が20本以下になってしまった方も放置せず歯科に相談し必要な治療を受けましょう。
例えば『入れ歯』ですが、入れ歯をつけている時は歩くリズムも安定しているのに、はずすとつまずきやすくなるとの報告があります。入れ歯を入れることで、踏ん張りが効いて転倒防止にも繋がるのです。
また、歯がなくて更に入れ歯も使っていない人ほど認知症が多いとも知られていますよね。
入れ歯を上手に使うことは努力が必要となります。ゆっくりと慣れていけるように頑張りましょう。
一番大切なのは『よく噛む』ことです。
味覚を楽しみ健康維持できるように、歯がある人も、ない人も噛む回数を増やすことを習慣としてください。