歯のコラム column

お口の中の不思議

2023.05.10

未指定
お口の中の不思議

こんにちは。ほんま歯科です。

良くお子さんのカウンセリングでは

「〇〇ちゃんは歯が何本あるか、歯がどんな役割なのか?」知っているか聞いています。

だいたいのお子さんは

「・・・・???わからな~~~いです。」

そこで歯の仕組み、どうしてそこに歯があるのか?等をお話ししています。その中のお話を書いてみます。

おとなの歯は28~32本

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いま自分の歯が何本あるか聞いています。

レントゲンなどをみてお子様と一緒に数えています。

子どもの歯(乳歯)は20本。

6歳ごろから抜け始めて、大人の歯(永久歯)すべてが生え変わると28本になることを伝えます。「親知らず」とよばれる歯4本をいれると32本になるとお話しします

歯のかたさは?

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歯をおおっているエナメル質は鉄よりもかたいそうです。

だから、かたい食べ物もきちんと噛めることを伝えます。

歯の生え変わり

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永久歯は、一生使う大切な歯。

5~6才頃になると、乳歯が抜け、永久歯が生え変わり始めます。

永久歯は、乳歯の奥に生えてくる「6歳臼歯」。この歯は、噛む力がとっても強い、丈夫な歯です。その後、前歯から順に生え変えあり13~14才ごろには、全て永久歯になります。

歯のやくわり

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からだの健康は歯から

歯はいろいろな役割がある。

「物をかむ」・・歯本来の役割、発音を助ける、顔の形を整える等・・・

歯ごたえをたのしむ、何でもおいしく食べられるためにはかかせません。

歯のよごれ

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歯の汚れ(歯垢)はむし歯の元

歯をつまようじでこすると、白いものがついてきます。それが「歯垢」です。

歯垢は食べかすではなく、ばい菌です。

歯垢の中に、虫歯菌がすんでいます。

歯垢はネバネバしていますのでうがいでは取れません。歯ブラシで丁寧に磨く必要があります。

噛むことの大切さ

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噛むことがなぜ?大切なのか

良く噛めば、だ液が出ます。唾液がいっぱい出ると消化が良くなります。

また唾液には虫歯を防ぐ働きもあります。

よく噛むと、肥満防止や頭の働きが活発になり良いことがいっぱいです。

動物の歯と人間の歯

歯の形の違いは、食べ物の種類と関係がある?

動物は、おもにお肉を食べる肉食動物や、おもに草を食べる草食動物、両方食べる雑食動物がいます。

歯の形は食べ物の種類と深くかかわります。

肉食動物(ライオン・オオカミ・ねこ)

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肉をさいたり骨をかんだりするために、歯が鋭くとがっています。

えものをとらえるため犬歯が発達しています。奥歯はハサミのようになっていて、肉をくいちぎったら、あまりかまずに飲み込みます。

草食動物(ウシ・うま・シカ)

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草をかみ来る前歯が発達しています。

奥歯は草やくだものをすりつぶすために、すりつぶす臼のようになっています。

雑食動物(ひと・サル・クマ等)

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雑食動物の歯は、肉食動物と草食動物の両方の特徴をもちます。

前歯は食べ物を噛みきる、奥歯はすりつぶす働きをします。

どの歯も平均的に発達しています。

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初診時のカウンセリングでは・・・

お子さんの緊張がほぐれ、リラックスでき安心して治療に望めるように、いろいろなお話をさせて頂いております。

当院では、お子様の成長に合わせて、ひとりひとりのペースに合わせて治療を行っておりますので安心してご来院頂ければと思います。

お口の中の事に限らず、食習慣や歯みがきの事まで何でもお尋ねください。

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