歯のコラム column

学校検診の用語について

2022.08.13

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学校検診の用語について

こんにちは!歯科衛生士のNです。

 

暑い日が続きますね^ ^、今年の夏はバーベキューに花火、 いろんなところに出かけたいです!               実は・・・運動する時に飲むスポーツドリンクの中には糖分がたくさん含まれていてとても虫歯になりやすいのです!

スポーツドリンクをよく飲む人はしっかり歯磨きをして虫歯にならないように気をつけましょう!!

学校検診の用語について

さて、今回は歯科検診でよく聞く用語についてお話しします!

歯科医院で行う検診は先生や歯科衛生士から説明がありますが、学校検診では検診結果の用紙を渡されて歯医者さんに行ってくださいと言われることがほとんどだと思います。             検診結果に記載されている内容を理解できれば日常生活で役に立つことがあるかもしれません!

歯科検診でよく聞く用語の意味

学校検診の用語について

A,B,C〜、123〜とは??
まず乳歯のことをA〜E、永久歯を1〜8と表します。
 
Cとは?

Cは虫歯を表す用語です。Cの後に0〜4までの数字で表すことができてこれは虫歯の進行度合いを示しています。

数字が大きくなればなるほど虫歯は進行しているということになります。

CO〜C1は経過観察をしながら日頃のケアやフッ素塗布を行うことで改善が期待されます。虫歯の治療が必要になった場合は歯を少しだけ削って治療していくので歯への影響を最小限に抑えることができます。

しかし、C2以上になると虫歯が進行し歯を削る量が増えるため大変な処置になります。

歯科検診で指摘されたらなるべく早く歯科医院で治療を受けましょう!

虫歯以外の用語

/とは
斜線は虫歯になったことのない健康な歯を意味します。

◯番から◯番まで斜線と言われる場合は健康な歯という証拠です!
 
◯、×とは
◯は虫歯の治療が完了している歯を表す用語です。

×は要注意乳歯のことで抜く必要があるかもしれない乳歯のことを指します。
 
G、GOとは
Gは歯肉炎を表す用語で、歯石がついていて歯肉炎を起こしている状態を表します

検査や処置が必要で歯科医院を受診する必要があります。

GOとは軽度の歯肉炎で歯石がついていない状態を表します。

正しいブラッシングで改善が期待できる場合があります。

用語の意味を知って日頃のケアに役立てよう!

学校検診で虫歯がなくてよかったと安心していませんか?

上記で述べたとおり、虫歯以外にも歯肉炎、抜かなければいけない乳歯などでも引っかかることがあります!

特に虫歯じゃないからといって歯肉炎をそのまましておくと悪化して歯周病に進行してしまいます!

検診の用語を知っていれば検診結果からお口の中の状況を理解することができると思います。早めに歯科医院を受診することで早期発見、早期治療に繋がります。また、歯肉炎の指摘については正しいブラッシング方法で改善することが期待できます。

 

用語の意味を知り日頃のケアに役立て、お口の中を健康に保ちましょう!^_^

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