歯のコラム column

子供の時の舌の筋肉について

2021.06.24

未指定

こんにちは 

若林区の歯医者「ほんま歯科」院長の本間です。

前回は離乳食でよくある問題と疑問

①   好き、嫌い

②   食べ物をいつまでも口の中にある

について書きました。

 

今回は子供の時の舌の筋肉について書きたいと思います。

 

実は、乳幼児期の舌の筋トレってすごく大事なのですよ。

赤ちゃんがどうやって舌の筋トレするの?と疑問に思われた方がほとんどかと思いますが、おっぱいを吸うときって、ものすごく舌の筋肉を使っています。

逆に言えば、哺乳瓶でちょっと吸うだけでミルクが出てくるような人口乳首では舌の筋トレが不十分です。

舌の筋肉がないと何がいけないのかって?思いますよね。

 

1つ目は、正しい食事ができないです。

離乳食のときの食べ物の押しつぶしや飲み込みにおいて、舌は大活躍します。

舌の筋肉がないと正しく食べたり飲み込んだりすることができないのです。

2つ目は、発音に影響を与えます。

我々が発話できるのは舌の筋肉を複雑に動かすことができるからなのです。

最近「たちつてと」 「さしすせそ」の発音がうまくできないお子さんが増えてきています。

これは舌の筋肉不足からきているのです。

3つ目は歯並びです。

私たちが食べ物を飲み込む際に、上あごに舌を押し付けているのってご存じでしたか?

もし、飲み込み時に舌が上あごについていない人は要注意です!ぜひ今からでも舌の筋トレをしてください。(舌の筋トレは医院内で教えますよ!)

飲み込むたびに、舌が上あごを刺激し、上あごの成長を促進させます。

これがなんと1日2000回も行われているのです。

この上あごへの刺激がない人は、上あごが小さくなり、当然かみ合う下あごも小さくなります。歯の大きさは300年以上変わっていませんので、あごが小さくなれば歯はきれいに並びません。

4つ目は口呼吸の原因になります。いわゆる口パカです。

舌は筋肉の塊であり、口を閉じたときに舌の先が上あごの前のほうについているのが正常なのですが、それが下の前歯の裏側につくと自動的に口も開いてしまうのです。

口パカですと顔の形だけでなく、実は姿勢も悪くなり頭痛、首や肩のこり、歩き方にも影響が出てきます。

 

もし、自分の子供の口がいつも開いているようでしたら、舌の筋肉不足の可能性がありますので是非ご相談ください。ただし基礎疾患(鼻が悪いなど)がある場合はまずそちらを改善することが一番になります。

 

以上のことから

ぜひ哺乳瓶の人口乳首選びは大事にしてください。

今は母乳を吸うように舌をしっかり使わないとミルクが出てこない人口乳首がありますので、お店で買うときは、ぜひ店員さんに質問してみてください。

次回は、

私が診療するときに気をつけていること

について書きたいと思います。

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